【最終更新日:2019/01/06】

生理学13【第三章:循環】 血管系の構造と機能

3.血管系の構造と機能

  • 心臓から拍出された血液は圧の高い方から低い方へと流れる。
    • この流れを「血流」という。
  • 血管内の圧を「血圧」という。
  • 血圧は末梢に行く程に小さくなる。
  • 血管の総断面積は末梢程に大きくなる。
  • 血流は末梢程に遅くなる。
    • 毛細血管は特に遅い。

1.血管の構造

大動脈>細動脈>毛細血管>細静脈>大静脈

血管は内・中・外の3層が基本だが、毛細血管は内皮細胞1層で構成され、物質透過性が非常に高い。

 

2.抵抗血管と容量血管

  • 細動脈は血管抵抗が高い。
    • 抵抗血管という。
  • 静脈は血液が溜まりやすい
    • 容量血管
    • 血液プールがあるわけではない。
    • 流れが停滞しやすいから?

3.脈拍

  • 血管の拍動のことを指す。
  • 大動脈の拡張が動脈壁に伝わったもの

4.血流

  • 血管の断面を単位時間あたり通る血液の量
  • 大動脈と毛細血管の断面積は1:1000
  • 大動脈と毛細血管の血流速度は1000:1
    • 毛細血管は非常に分岐が多く、血流速度は遅い。

5.毛細血管の循環

細動脈は分岐して毛細血管を作る。

1.毛細血管の構造

  • 毛細血管
    • 交換血管とも呼ぶ。
    • 薄く、物質の透過性が高い。
  • 毛細血管は大きく二つに分かれる。
    • 1.優先路:常時血液が流れている毛細血管
    • 2.真毛細血管:状況に応じて開いたり閉じたりする毛細血管。
    • 毛細血管は100%が常に運用されている訳ではない。
  • 真毛細血管の入り口には括約筋がある。
    • この括約筋の収縮ー弛緩でゲートコントロールを行う。
  • 毛細血管自体を経由しない「動静脈吻合」もある。

2.毛細血管における物質の移動

  • 毛細血管は血液ー組織の物質交換を行う場所。
  • 毛細血管は薄く、物質透過性を持つ。
    • O2,Co2は血管壁を通る。
    • アミノ酸、グルコース、イオンは内皮細胞間隙を通る。
    • 輸送体、チャネルを使う場合も。
    • タンパク質は分子が大きくて通れない。
    • 基本は濃度差の「拡散」で移動する。
      • 濃い→薄いへ。濃度調整が行われる。
      • 毛細血管の内外の濃度差で決まる。

4.膠質浸透圧と水分の移動

  • 血漿タンパクの作る浸透圧を膠質浸透圧と呼ぶ。
  • アルブミンー血漿タンパクで最も割合が多い。
    • 2016はアルブミンブームぽい。
    • 膠質浸透圧の維持に大きく関わる。

 

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