各症状の対処法と健康の黄金方程式について

誰もが自分の症状・疾患「だけ」が気になる

これは当たり前の事なのですが

  • 肩こりに悩んでいる人は肩こり「だけ」が気になります。
  • 四十肩・五十肩に悩んでいる人は四十肩・五十肩「だけ」が気になります。
  • 腰痛に悩んでいる人は腰痛「だけ」が気になります。
  • 坐骨神経痛に悩んでいる人は坐骨神経痛「だけ」がきになります。
  • 椎間板ヘルニアに悩んでいる人は椎間板ヘルニア「だけ」が気になります。
  • 脊柱管狭窄症に悩んでいる人は脊柱管狭窄症「だけ」が気になります。
  • 変形性股関節症に悩んでいる人は変形性股関節症「だけ」が気になります。
  • 変形性膝関節症に悩んでいる人は変形性膝関節症「だけ」がきになります。

自分を苦しめている症状・疾患に意識がもっていかれます。

検索では自分を苦しめる疾患名、症状名を入力し続けてひたすら情報を探ります。少しでも早く自分の求める答えに辿り着くためです。

院長も椎間板ヘルニアに悩まされていた時は正にそうでした。

そんな、自分の症状・疾患だけに意識を持っていかれている時には全く気づくことができず、今臨床側に回ったことで見えたことがあります。

それは「症状・疾患が違っていても、対処法は基本的には同じだった」ということです。

基本的には対処法は同じである事。

当院のHPには各種症状・疾患名別の対処法を掲載しています。

それは「自分自身の症状名、疾患名」をひたすら探し続けるのが患者特有の行動だと経験しているからです。自分の症状・疾患以外の情報は全く目に入りません。

ですので各症状・疾患名別に対処法を掲載しています。

ですが、基本的には全部同じ内容です。

肩関節や、腰、股関節などアプローチする関節が違えば「主に動かす関節」は変わってきますが、本質部分は全く同じです。

患者様は「各症状・疾患別で独自の対処法がある」と考えがちですが、そんなものはありません。基本的には同じです。

疾患名・症状名は分類するために使用されている名称と知ろう

疾患名、症状名はあくまで分類するために使われている名称です。余り深く考える必要はありません。

  • 脊柱管狭窄症
  • 頸肩腕症候群
  • 坐骨神経痛

これらの症状・疾患は他の症状・疾患と重なる部分も多く、厳密には分類不可能です。

脊柱管狭窄症は脊柱管が狭窄して起こっていれば全てがあてはまります。そうなるとギックリ腰で腰が歪んだ状態ですら脊柱管狭窄です。腰椎すべり症でずれている場合も脊柱管狭窄が起こっています。

何が言いたいかというと「疾患名・症状名に囚われない様にしよう」という事です。基本的にはどんな疾患・症状であっても取り組みの本質は変わりません。だからそこは大した問題では無いのです。

治療・対処の基本は「関節運動」と「食生活」の二本柱。

どの様な症状・疾患であっても「筋骨格系の問題」であれば基本となる対処法・治療法は2つです。

  1. 関節運動
  2. 食生活

そこに「煙草」等の嗜好品が追加される事がある程度です。

1.関節運動

筋骨格系の問題の場合、潜んでいるのは「運動不足」と「過剰運動」です。

  • 運動不足:特定の筋肉だけしか使っていない、関節がしっかり運動させてもらっていない
  • 過剰運動:特定の筋肉ばかり使っている

この状態にあります。

ですので、しっかりと本来の可動範囲で関節運動をさせてあげる事が大切なのです。「身体を設計図通りに使う」事が何よりの治療となります。

リハビリは特定の筋肉・関節が対象となる事が多く、全身のキネティックチェーンが活用されません。しっかり全身のチェーンを稼働させて運動をする為にもノルディックウォーキングや水泳といった全身運動と呼ばれる運動を取り入れましょう。

複数の運動を組み合わせて総合的に全身運動を達成するのもありです。

2.食生活

筋骨格系の問題を引き起こす大きな要因の一つが「肥満」です。脂肪細胞がそのまま負担となり関節の可動制限を引き起こします。

大袈裟ではなく、本当に減量をする事で身体に抱えている問題の多くが解決をしていきます。私達が思っている以上に「肥満」という状態は身体に負担を掛けているのです。

脂肪という名の「鎖」が身体を縛っていると考えてください。そして減量は身体を縛っている鎖を解き放ち、本来の身体の持つ能力を発揮させてくれるのです。

2017年10月13日のヤフーニュースでは俳優の三宅裕司さんが-12kgの減量によって「アレルギー性鼻炎も治った」と述べています。これは決して大袈裟ではありません。減量によって身体を縛っていた鎖が解かれ、ホメオスタシスが身体の抱えている問題と向き合うだけの余裕を生み出した結果なのです。

減量がアレルギー性鼻炎を治したのではなく、減量によって起こされた身体の変化がアレルギー性鼻炎を治すに至った、アレルギー性鼻炎を起こす必然性を変えたという事です。

どんな症状・疾患でも「まず運動」「まず食生活」という認識を持とう。

世の中には筋骨格系以外にも沢山の疾患・症状があります。

ありますが、基本的には筋骨格系と同じです。

  • 「まず運動から」
  • 「まず食事から」

という認識を持つようにしましょう。「運動と食事」を変えるという事は「生活習慣を変える」という事です。それで必ず「変化」が身体には起こります。

今の時代は「最新の治療法は?」という事ばかりに目が向かいます。でも答えは足元に転がっているのです。

自分自身がこの先どんな病気になろうと、どんな症状に悩まされようと

  • 「まず運動習慣を定着させよう」
  • 「まず食生活を見直そう」

という認識で自分と向き合えたなら怖い物無しです。

運動+食事=生活習慣=健康寿命

この黄金の健康方程式は絶対に覚えておいてください。

return top