最終更新日:2018/01/18

俊カイロプラクティック院の技術論

ここでは当院が考える技術についての基本スタンスを説明します。

目次

当院の技術スタンスは「温故知新」です

今、代替医療の世界には溢れんばかりの「最新テクニック」が生まれています。正に乱れ飛ぶ状況です。

より多くのセミナーに出席し、より多くのテクニックを学ぶ先生が増えたと思いますが、当院は少し異なる目線で技術を日々磨いています。

「温故知新」

古きをたずねて新しきを知る。先人の知恵に学ぶこと。
by デジタル大辞泉

これが当院の技術に関する基本スタンスとなります。

最新とされるテクニックを追う事よりも、先人が磨き上げたテクニックを何度も繰り返し学び、そこに新しい答えを見出すという形で日々研鑽しています。

「浅く広く」より「深くかつなるべく広く」を目指しています。

当院の技術は基本的に3人の師匠+1団体から学んだもので成り立っています。

>>当院の技術についてはこちら

それ以外のテクニックは学んでいません。臨床で壁にぶつかる度にもう一度最初から学び直し、新たな発見をするという気付きの繰り返しでレベルアップを図っています。

複数のテクニックを学ぶと施術家としての幅が広がるのは間違いないと思います。ですが入り口は広くても奥行きの足りない施術家になってしまい、常に新たなセミナーを求め参加し続ける施術家の姿を散々見てきました。

正にテクニックのコンビニ化です。

tech0

こんな感じです。

技術を掘り下げると結果的に間口が広くなる。

これは臨床に入って気付かされたことです。

「業師」と呼ばれるような沢山のテクニックを使いこなす事はそれだけ「引き出しが多い」という事であり、多様なアプローチが可能になると思います。

ですが、余り応用が利きません。

100通りの方法で100の症状にアプローチをするようなものです。

一方、1つの技術をとことん掘り下げて磨く程に「応用」が利くようになります。これは技術の本質に気付くと一気に世界が広がります。

1の方法で100の症状(というより状態)にアプローチが可能になるのです。

 

こんな感じです。昔ながらの職人さんは業界問わずこのタイプとなります。技術練度は明らかに後者の方が上です。

前者はここ数年の業界の流れであり、後者は昔の業界の流れです。当院は昔ながらの方法を選んで日々の臨床に臨んでいます。

答えは「技術の説明書」より「人間の設計図」にあると考えています。

今、手技療法の業界には毎日沢山の売り込みFAXやメールが届きます。

  • 腰痛には〇〇療法
  • 変形性膝関節症には▽▽療法
  • 変形性股関節症には××療法

こんな謳い文句で様々な症状特化の手技療法が毎日の様に売り込まれています。本当に毎日です。

臨床で壁にぶつかった時、こういったセミナーに活路を見出す先生が一般的だと思いますが当院は少し別の路線で臨床上の壁と向き合っています。

「治し方(how to)より身体の中に答えを求める」

簡単に言いますと身体の設計を学びなおす、つまりは「基礎医学」の事です。

  • 解剖学
  • 生理学
  • 神経解剖学
  • 運動生理学

こういった基礎医学を繰り返し紐解き、横断的に知識・情報を整理する事で新たな気付きや答えを求めています。

  • 何故、この患者様の腰痛は起こっているのか?
  • 患者様の身体に何が起こっているのか?
  • 解決する為の糸口は何処にあるのか?

人間の基本設計と患者様の生活環境を重ね合わせた時にこそ、正しい答えが見えてくると考えています。と言いますか臨床で実感しています。

同じ腰痛、同じ膝痛なんて驚くほどに少なかった。

私が「基礎医学」に答えを求めるようになったのには理由があります。

  1. 「症状が同じでも一人一人そこに至るプロセスがバラバラ」
  2. 「プロセスがバラバラだと症状は同じでも身体の状態がバラバラ」
  3. 「症状特化の療法は基本的にアプローチが1つしかなく、全員に当てはまらない」

この様な状況に遭遇したからです。

〇〇という症状には▽▽療法、といった方程式の様な施術では対応しきれない現実に直面しました。

身体に起こっている事は異なっていても、身体の構造は全員が同じ。

そこでふと思ったのが「身体の構造は全員が同じ」という事です。患者様の身体に起こっている異常は1人1人異なりますが、その身体の構造と仕組みは全員が同じです。人間である限りは同じメカニズムをしています。

だったらその基本構造を徹底的に理解すれば1人1人の「身体に起こる変化」に柔軟に対応できるのではないかと思ったのです。人間の基本構造・設計を理解しておけば、患者様の身体がどんな状態にあっても異常個所はすぐに絞り込めます。

おかしな点はとても目立つからです。

症状問わず「本来の状態ではない部分」を見極める事で結果的に症状にアプローチができるのです。

症状にアプローチするのではなく「異常個所」にアプローチします

当院が基本的にアプローチするのは「本来の状態に無い部分」です。筋肉であれ関節であれそこに変わりはありません。

身体が本来の状態にあれば症状は基本的に起こりません。異常があるから症状という「異常を知らせるサイン」が出てきているのです。

ならば症状を改善させる為には何が必要なのか。

  1. 身体に起こっている異常を見極める
  2. 身体を本来の状態に戻す(リセットする)
  3. 結果的に症状が改善する(症状が出る必要性が無くなる)

これが当院の施術の基本概念となります。

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