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解剖学35 【第10章:運動器系】 1.総論 :筋系

2.筋系

    • 骨格筋繊維
    • 結合組織(腱)
  • 筋繊維は付着する運動神経線維から信号を受けて収縮する。
    • 収縮力は結合組織によって骨格系へ伝えられる。
      • 関節が運動する。
  • 筋が持つ様々な機能
    • 運動器としての役割
    • 耐熱の発生機関としての役割
    • リンパ、静脈の筋ポンプ
1.起始と停止
  • 筋収縮の際動きが少ない方
    •  起始
    • 体幹に近い近位端
  • 筋収縮の際動きが大きい方
    • 停止
    • 体幹に遠い遠位置
  • 体肢の筋
    • 体幹に近い(近位端)を起始
    • 遠い方(遠位端)を停止
  • 体幹の筋
    • 脊柱に近い方を起始
    • 上下に伸びる筋の場合は、骨盤に近い方を起始とする。
2.付着の色々
  • 多くの筋は結合組織の腱によって骨に付着する。
  • 筋束が直接筋に付着する筋も多い。
  • 腸骨筋の様に骨の表面に広く付着する場合、腱がないものも。
  • 多くの筋は骨膜に付着するが、筋膜や関節包などに付着する筋もある。
  • 腱も色々
    • ひも状の腱
    • 広い腱膜状の腱
    • まとまらない細い束の腱

2.筋の形

  • 一般的な紡錘型のものは多くない。
  • 膜状となる筋も多い
    • 僧帽筋・菱形筋など
  • 起始~停止が二つ以上となる筋もある。
    • 二頭筋など
  • 腱を持つ筋で、腱でない部分を筋腹という。

3.筋の神経

  • 一つの筋に1本の末梢神経が侵入する。
  • 侵入した神経線維は筋内で分岐する。
  • 運動・感覚神経・自律神経を含む
  • 筋の伸展・収縮のセンサーとして
    • 筋紡錘
    • 腱紡錘(ゴルジ器官)

【備考】

  • 筋の支配神経は発生の初期に分布する。
    • 横隔膜は胸部にあるが、C4の支配を受ける
      • 発生時はC4の位置にあり、成長と共に移動してきた。

4.筋の補助装置

1.筋膜と筋間中隔
  • 筋の表面を包み、隣り合う筋肉の間に挟まる結合組織を「筋膜」とよぶ
  • 主に疎性結合組織で一部、密性結合組織。
  • 上腕~大腿の屈筋・伸筋の間の筋間中隔⇒筋膜の一種。
  • 筋間中隔や骨間膜は両側に筋が付着する。
 2.滑液包
  • 筋・腱が骨や靭帯、他の筋に押し付けられる様な部位に見られる。
    • つまりはクッション材
  • 扁平な袋状の構造
  • 関節付近に見られる。
    • 特に肩関節
3.腱鞘
  • 滑液包と同様の構造
  • 腱を包むもの
  • 手首・足首を通過する腱を守る
4.滑車
5.種子骨

5.筋の作用と運動

  • 骨格筋は筋の繊維の収縮により、身体の一部を動かしたり弾力を発生したりする。
    • 筋自体は「収縮する」か「収縮しない状態(伸展する状態)の維持」か。
  • 力の方向は筋繊維の方向と一致する。
1.屈曲と伸展
2.外転と内転
3.外旋と内旋
  • 長軸を中心に回転する。
    • 長軸:縦横幅のうち直径が長い方
4.回内と回外
5.内反/外反
6.その他

 

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