答えは無数にある
むしろ「全部が答え」だ
問題は
「何を選ぶか」である
世の中は正解で溢れている。
世の中には沢山の治療法が溢れており、患者様は常に正解を探しています。
- どの方法が一番良いのか。
- どの方法が正しいのか。
答えはとてもシンプルです。
「全部正解」
手技の世界には「唯一の答え」は存在しません。全てが正解であり、問題は「自分にとってのベストアンサーが何か」だと思ってください。
隣の芝生は青く見えるといいますが、ここだけの話、全ての芝生が等しく真っ青なのです。
施術とは「登山」そのもの
いずれの方法も「目的地」は同じ
日本には西洋医学に東洋医学、果ては代替医療まで様々な方法があります。
それぞれが「我こそが正解」と強気の姿勢を貫いていますが、ここだけの話「全ての芝生が等しく真っ青」なので「全部正解」です。
いずれの方法であってもその目的地は同じ。
「人間を健康にする」
どの方法も同じホモサピエンスを対象にしたものですので結局は「お隣さん」みたいなものです。親戚と言っても良いかもしれない。
登山に例えるとわかりやすい
わかりやすく登山に例えます。
「健康山(人間の身体)」という中々立派な山があり、今まさに様々な登山家(治療法)が登ろうとしています。
皆、「私こそナンバーワン!」と強気の姿勢を崩しません。お互いを認めたくないのか、協調性は皆無で自分専用の登山ルートに拘る様です。
もう立派な登頂競争。正に頂上決戦です。いち早く登頂して「我こそが正義!」と皆が叫びたがっています。
こんな感じです。伝わりましたか?
サクッとまとめると「同じ山(人間の健康)」を「別々のルート(治療法)」でアタックしているという事です。
アムンセンとスコットの南極点到達争いみたいなものですね。
山頂(健康)への道は無数にある
さて、今度は私達患者を登山に当てはめてみましょう。
私達患者を登山ビギナーとします。
私達は山(身体)の事を知りません。「登山ルート」どころか「登山技術」すらド素人です。気の向くままにスタスタ入れば確実に遭難(悪化)します。
なので、初めて山に登る時は初心者に優しい「基本ルート」を登ります。先人によって綺麗に整備された登山道です。「こっちだよ」とか「後〇〇mだよ」と案内板まで用意されています。
これが、まさに西洋医学です。
ですが「山頂に至るルート」は他にも沢山存在しています。
- 旧道と呼ばれるルート
- 少し遠回りだが歩きやすいルート
- 最短距離だけど険しいルート
「危ないから、基本ルートでいいんじゃね?」と誰もが思うかもしれません。でも他の道にも結構魅力がある。ここで「選択と決断」が求められます。
自分にとっての
ベストアンサーはどれだ?
さぁ、ここです。ここがとても大事なポイントです。
何が言いたいかというと
- 「山頂(健康)に至る道は意外に沢山ある事」
- 「それぞれの道にはそれぞれの魅力がある事」
という事です。
全ては正解
特徴が異なるだけ
自分にとってのベストチョイスをしましょう。そして「事前準備」はしっかりしましょう。道は無数にあれど、夏服サンダルで挑めるような道は「初心者ルート」だけなのですから。
おじいちゃんの為のおさらい
「アンタの話は長くてわかりにくいばってん」というおじいちゃんの為にかみ砕いて説明します。
様々な登山ルートとは、正に世の中にある治療法そのものです。
- 正規ルートとは西洋医学のルート
- その他のルートは代替医療のルート
いずれの登山ルート(治療法)もゴールは同じ「健康山」のてっぺんです。どれもが山頂に繋がっていますし、それぞれ特徴があります。
決して正しい、間違いの話ではありません。全部が正解。
世の中では「相手を認めたくない人達」だけが互いにけなしあっています。最後に一言「つまり、我こそが一番」と言いたいが為に。
心底「無意味」だと思います。
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