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院長の独断と偏見の手足の痺れ理論

院長独断の手足の痺れ理論

手の指先、足の指先がピリピリと痺れる、ボワァ~っと感覚が鈍くなる。

手先・足先の痺れの症状は結構個人差がありますが、それは痺れが生じる原因が異なるからだと考えています。

ここでは院長の「手先・足先の痺れ」についての解釈を紹介します。

臨床的には「血流障害」が一番多い

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臨床で出会う限りの「痺れ」症状は「血流障害」によるものが殆どです。

  • ピリピリする時がある
  • ボワァ~っと感覚がぼんやりした感じになる

こういった自覚症状の場合はほぼ「血流障害」とみて間違いないでしょう。

神経圧迫による痺れの場合は基本的に慢性的なものではなく急性的な症状が襲い掛かります。

ビーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!

という身体の内側に雷が走るような、針金が一本通っているような感覚がやってきた場合、それは神経圧迫である可能性が高いです。いわゆる神経痛ですね。※神経痛も結局は血流障害な気がしなくもない

ですが、弱い刺激、感覚鈍麻が数分続くといった様な症状であればまず「血流障害」です。身体の何処かで血の巡りが滞っていると考えましょう。

実際、血流を調整した時点で症状は消失しているケースが多いです。

但し、何もしなければ家に帰ればまたピリピリ、ボワァっが戻ってきます。

血流障害による神経と血管への栄養・酸素供給不足が症状を生む

血流障害によって起こる痺れは早い話が「血管と神経の栄養不足」が原因です。

血液は主に心臓のポンプによって身体を巡る訳ですが、何処かで流れを妨げるものができるとそこで血を送り出す圧力が吸収されてしまい、身体の隅々までしっかりと血液が届かなくなります。

何とか届いているものの「いつもに比べると少ない」状態になる訳です。大飯ぐらいの身体はそれでは満足してくれません。

結果的に「栄養・酸素が足りない」「血管に強い圧力がかかっている」という異常を知らせる現象として「ピリピリ」「ジーン」「ボワァっ」という鈍い感覚麻痺や痺れが生じます。

正確には障害部位に起こっている異常を「脳が認識した」という事です。痛みや痺れは身体からのメッセージとは言い得て妙ですよね。

血流障害の犯人はまず筋肉で正解

肝心の血流障害の犯人ですが、これも臨床上はまず「筋肉の硬直」が原因と言って良いでしょう。

例えば手先の痺れの場合は「頚肩腕症候群」「胸郭出口症候群」といった診断が下りる事が多いのですが、殆どの場合で血流障害の原因となっているのは「胸郭出口」と呼ばれる構造的にも非常に狭い血管の通り道です。

その胸郭出口を包む筋肉が緊張してしまうと「元から狭い」胸郭出口が更に狭くなる形で中を通る主要な血管を圧迫してしまい、急激ではないものの慢性的な血流障害が発生します。

  • 時々、手先が鈍くなる
  • 時々、手先がジワーっと痺れる
  • 時々、手先がジンジンくる
  • 手先の冷えが酷い

といった自覚症状を感じる患者様の多くはこの胸郭出口の血流障害が原因です。首の筋肉がカチコチになる事で同様の症状が起こる事もあります。

足先の場合も結局は血流障害が多い

足先の場合も同様です。足の場合は前脛骨筋と呼ばれる大きな筋肉の緊張であったり、第二の心臓と呼ばれる下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋)の緊張であったりが原因となってその中を通る血管が圧迫、血流障害に発展します。

慢性的な血流障害になった場合は

  • 時々、足先がジンジンする
  • 時々、足先がボワァっとする
  • 時々、足先がピリピリする
  • 足先の冷えが酷い

といった症状がやっぱり起こります。

女性の場合はヒールなどの靴によって「指先が圧迫」+「つま先立ちの姿勢」という血流障害を意図的に起こしているかの様な姿勢を作りますので、足先のトラブル「冷え」「痺れ」は特に多いですね。

対策としては「血流促進」に集中をすれば間違いない

ビーーーーーーーーーンと雷が走るような神経痛が起こらない限り「ジンジン」「ピリピリ」「ボワァ」は解決策としては「血流促進」に集中して問題ありません。

  • 自分の生活で血流を阻害する要因を考える
  • 要因に対してできる範囲での血流改善の対策を取る。
  • 1~2週間の継続で変化を見る
    • 変化が出たらそのまま継続。
    • 変化が出なければ別の要因に働きかける

このループを繰り返すことで軽い痺れは改善していきます。血流は一般的に認識されている以上に重要です。ほんの少しでも途絶えた時点でとんでもない激痛が襲ってきます。

あれは「出血や組織の損傷」による痛みではなく「血の不足」による痛みなのです。

血の巡りはまだまだ軽く受け止められていますが、実は私たちの健康寿命に物凄く深く結びついたものだと覚えておきましょう。

手足で痺れが感じられたらとにかく「血流改善」「血流促進」に取り組む。この基本だけは覚えておいてください。

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