最終更新日:2018/01/17

取り返しのつかない事はありません。誰もが経験してから学び始めます。

初めから備えている人なんて誰もいません。

ある日突然襲ってくる神経痛や痺れ。誰もそんなものを予期する事はできません。

仮に予兆があったとしても、それが「予兆だった」とわかるのは実際に経験した後の話となります。経験をしていない限り「点」と「点」が結びつく事はありません。それが当たり前なんです。特に「痛み」に関しては。

だから誰もが同じです。実際に地獄を経験してから色んな事に気付いて振り返ります。経験をした後に振り返ってみると、確かに「予兆」と言える現象や症状は至る所にあったと気付くのです。

  • 「もっと早くに気付いておけば良かった」
  • 「もっと早くに手を打っておけば良かった」

これは患者様全員が通る「後悔」だと思います。私も20代のヘルニア罹患時には布団の中でひたすら後悔しました。

でも、初めての経験者で「もっと早くに手を打てる人」はまずいません。変化に気付いていたとしても「こんな事になる予兆」だとは思いもしません。

繰り返しになりますが「実際にそうなって初めて色んなものが結びつく」のです。

だから過去の後悔はしても仕方がないのです。それよりもここから前を向く事に意識を向けましょう。

症状を迎えてしまいましたが、迎える前と違って今は色んなものが見えているはずですから。

今からだって遅くはありません。身体の事を1から勉強していきましょう。

多くの患者様が「その瞬間」を迎えてから失意の日々を迎えます。症状がひどい場合はうつ病を患うケースも普通にあります。これは決して珍しい事ではありません。「日常を奪われる苦しみ」はいとも簡単に心を壊すからです。

心を病む理由は「何で私がこんな目に」という被害意識であることも多いですが、その根元は「私はこの先どうなるのか?」という情報不足にあります。

  • 自分に何が起こっているのかわからない
  • 自分に何ができるのかもわからない
  • 自分が何をすべきなのかもわからない
  • 自分がしてはいけないことがわからない
  • 自分の身体の事がわからない

この「何もわからない」とい出口の見えない状況が患者様の心をどんどん追い詰めていきます。

だったら出口を探しましょう。出口が見えないから不安になるのであれば、出口が見えれば不安は消えます。自分の中に身体に関する情報や知識が揃っていないから目の前の状況に心を揺さぶられるのです。

だったら学べばいいのです。学ぶほどに自分の中の不安が小さくなっていきます。1つ新しい事を知る度に1つの光が灯ると考えてください。

知識と情報は足元を照らす灯りとなります。

 自分を責める事はいいけれど、責め続けない事が大切です

まさかと思っていた症状に襲われた後、人は大概自分を責めてしまいます。

  • 何でもっと聞く耳を持たなかった
  • 何でもっと慎重に備えなかった
  • 身体はずっとメッセージを送っていたのに

私の場合もそうでしたが「後悔の嵐」が症状の重さに比例してやってきます。でもこれは自然な事です。ですのでそれ自体は問題ありません。

問題があるとしたら「永遠に自分を責め続けるループ」にはまる場合です。

これは「身体が不自由になった自分」「昨日までとは全く違う自分」を受け入れられていないケースで起こります。この無限ループだけは絶対に避けましょう。

もう発症前には戻れない事を受け入れる事が大切です。

ですので、発症したことを嘆き続けるよりも「発症前を超えてみせる」という新たな目標を設定して前に進みましょう。

決して針は戻りませんが、進ませる事はできますから。

見えるもの、感じるものが格段に変わる

これは椎間板ヘルニアや神経痛を発症したことによる副産物なのですが、発症前に比べると発症後は見えているもの、感じ取れるものが全然違います。

辛い経験ではありますが、それは価値ある経験として身体に積み重なっているのです。

この経験をポジティブに受け止めるにはもう少し前に進む必要がありますが、本当に貴重な経験をしている事だけは覚えておいてください。

院長の場合は本当にそれで人生が変わりました。

元々はベンチャー企業のIT社員だったのに、発症後に代替医療の会社を作って、今では臨床現場に立っています。何という怒涛の展開。

 今の自分を受け入れて、新しい自分を見つけに行こう

初めて経験する神経痛や痺れ、痛みによって出口が見えなくなっている人に伝えたい事は主に4つです。

  1. 今の自分を受け入れる事
  2. 元に戻ろうとは思わない事
  3. 新しい自分を今から作る気持ちを持つ事
  4. 決して諦めないこと

です。

1.今の自分を受け入れる事

椎間板ヘルニアや神経痛の発症前の自分に拘っていると心が病んでいく一方です。それよりも「今の自分」をしっかりと受け入れてください。

「今の自分は嫌だ」「元に戻りたい」という気持ちが最初は強いと思いますが「戻れない」というのが現実です。

痛めた椎間板は痛める前の状態には戻りません。痛めた靭帯も痛める前の状態には戻りません。もう傷ついているのです。

その傷ついた部分を受け入れて「これからどうしていくか」を考えていく為には「今を受け入れる」という行動が必要なのです。

これができない限りは前に進めないのです。

2.元に戻ろうとは思わない事

身体は一度痛めると元の状態には戻れません。痛めた部位は痛んだ状態から回復はしてくれますが能力的には痛める前に比べるとどうしても落ちてしまいます。

それが身体を痛めるという事です。

「元に戻れないなら意味が無い」と考える人も多いですが、目的は「全く同じ状態に戻る」事ではありません。「元の生活を送れる様にする」事です。

  • 「元の状態に戻って、元の生活を送る」
  • 「元の生活を送れる身体を作り直す」
  • 「元の身体を超える新しい身体を作り上げる」

発想の転換を行いましょう。

3.新しい自分を今から作る気持ちを持つ事

生活に支障をきたすレベルの症状を経験した場合「なんて事をしてしまったんだ」という後悔と自責の念がとにかく大きくなります。

そして「もう二度と戻れないんだ」と心が疲弊していく事は珍しくありません。

元の状態に戻る必要なんてありません。元の状態を超える状態を作れば問題は解決します

今までの自分とは少し違う、新しい自分を作る「きっかけ」になったとして今回の発症を前向きに受け止めてください。

4.決してあきらめない事

ヘルニアは腰痛の爆弾であり「起こったら終わり」というイメージが何故か定着しています。

神経痛も起こったら「身体がボロボロの証拠」といったとにかくマイナスイメージが強いようです。※あくまで患者様側のイメージでは

確かに身体に大きな負担がかかったからこそ起こるものですが、取り返しのつかないものでは決してありません。

大切なのは「決して諦めない事」であり「目的意識を持つ事」です。更には「正しい知識を得る」という事も大切です。

人間の身体は「行動すれば必ず返事を返してくれる」非常に優れた構造物です。

諦めずに今から「なりたい自分」に向かって行動を取りましょう。健康な人に比べると時間は掛かりますが、同じ道を歩く事も、極めて近い位置のゴールを目指す事も可能です。

場合によっては「健康な人」を超える事すら可能なのです。

ご相談はお気軽にどうぞ

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