最終更新日:2018/01/18

HPはあくまで「広告」である事を頭の片隅に置いときましょう

院選びの基本は「紹介+HPで確認」が鉄板です。

コンビニや歯医者以上の数と言われる治療院ですが、その選び方には一定の形ができつつあります。

口コミ紹介を受けてHPで情報を確認する。

これが今の時代の基本パターンです。

ですが、紹介してくれる人が居ない場合は自分で院を探さなくてはいけません。このケースが非常に厄介です。

何故なら、HPは客観的な情報には乏しい情報媒体だからです。

HPは安心感を提供する為に作られています。

身も蓋も無い事を言いますと、HPは基本的に「患者様の不安を取り除く為」に作られています。そしてその最たるものが「サイト上の口コミ」と「実績紹介」です。

Q:自分と同じ症状をしたことがあるのか?

A:沢山来院されています。実績豊富ですから安心してください。

Q:施術によって元気になっているのか?

A:こんなに元気になった方がいますので、安心して来院してください。

Q:地域に根付いた院なのか?

A:リピート率が〇割以上です。地域の皆様に愛されています。

このように全ての不安と問いに対する答えを用意して「ここに決めない理由はもうない」という状況に持っていくのが今の時代のHPです。

それが良いのか悪いのかは誰にも決める事はできません。ただそういうものだという事は覚えておいてください。

第三者ではなく当事者による情報となっています。

基本的に患者様が求めるのは「第三者による情報」なのですが、HPにそれは皆無だと思ってください。そもそもHPはそういうものではありません。代替医療に関しては口コミサイトも同様です。

今はインターネットどころか出版媒体においても「当事者が提供する情報」が溢れています。

HP上に紹介されている写真付きの実績についても同様です。基本的に検閲済の情報となりますので「患者様が見たい情報(こんなに良くなった!)」だけに限定されてしまいます。

そもそも「載せてもいいですよ」と了承する患者さんは全員が改善した人です。

一番知りたい「打率」情報はまず存在しない

改善実績の紹介はとても安心感を持てますが、患者様が一番知りたいのは恐らく「打率」の話だと思います。

  • 自分と同じ症状の患者さんは何人くらい施術したのかな?
  • そのうち何人がどの程度の回復をしたのかな?
  • どれくらいの回数通ったのかな?
  • 合計で幾らくらいかかったのかな?

この情報はまずHPでは手に入りません。仮に出ていたとしても、リピート率同様に証明・確認しようがない数値ですので基本的に無意味となります。

HPとはいわば「自分で自分を売り込む場」なので基本的に「良い事」だけしか書きません。それ以外の情報を掲載する意味が無いのです。

元患者、元業者目線でのHPを見るアドバイス

院長は元患者でした。そして元業者でもあります。見てきた院のHPは1000は軽く超えますし、作成したHPも100は軽く超えます。

そんな院長が「HPを見るならこれだけはチェックしよう」と思う点について紹介します。

この点を抑えていたら「凄い院だ!」という事では無く「真面目な先生なんだな」という事です。それはすなわち信用できる可能性が高いという事です。嘘がつけないというのはこの業界では大きな価値となります。

1.先生の哲学が掲載されている

これは必須だと思います。手技療法とは技術よりも施術家の哲学が色濃く反映されます。

  • 人間の身体をどう考えているのか
  • 手技療法をどう考えているのか
  • そして院長は人間をどう考えているのか
  • 健康をどう考えているのか
  • 院長にとっての施術とは何か?

その先生が考えている事をしっかりホームページ上に掲載しているかは大事です。「哲学はあるけど掲載していない」という先生はHPを作ること自体が苦手な先生です。

綺麗なHPを持っていて、哲学が掲載されていない場合は

  • 全てを業者に任せていた
  • 哲学をそもそも持っていない

のどちらかになりますが、ここから先は実際に施術を受けてみないと判別不可能です。

基本的に哲学を持っている施術家は「技術よりまずこれを理解してもらわんと」とその重要性を誰よりも理解しています。

人間に対する哲学がしっかりしているという事はそれだけ施術が磨きこまれているという事です。哲学の抜けた施術はただのマニュアル施術であるケースが多いのです。

2.施術の基本的な概念が掲載されている

施術に対しての解説が掲載されているかどうかも重要です。

特に「自分の言葉」で書かれている場合は本物で、自分自身の中でしっかりかみ砕けているという証拠です。

一方、難解な言い回しで書かれている場合は「何処かで勉強してきた内容」をそのまま掲載している可能性が高くなります。少なくとも先生の中でかみ砕かれていないという事です。

その院の施術、技術は何をする為にあるのか。目的は何にあるのか。これは患者様もしっかり理解をしておく事が求められます。

3.患者さんへのメッセージが書いてある

これは「実績紹介」等ではありません。院長から患者様への直球のメッセージです。

こういう内容だったら合格だ!といったものではなく単純に院長自身の素直な想いが綴られているかどうか。文字は手紙と同じでその人の内面が思い切り出てきます。正に浮き彫りです。

文章を読んで「この人は凄い」ではなく「この人は信頼できる」と感じたら迷わず1回は行ってみるべきです。

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