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脊柱管とは神経が通る大トンネル

脊柱管とは中枢神経専用のトンネル

脊柱管狭窄を起こす脊柱とは何か?ズバリ「トンネル」です。

それも神経のトンネルで「中枢神経専用のトンネル」なのです。物凄く重要な交通路なのです。

そんな重要な交通路なのにガッチリとした専用骨格で守られている訳では無く背骨の組み合わせでできた「空洞」を使っているという。

初めてその構造を見た時は「専用設計じゃなくていいの?」と思ったものでした。

連結している事によって柔軟性を確保

これは人間の骨格のどこでも当てはまるのですが、柔軟性を確保する為に堅牢性を妥協している部位があります。

肩関節や股関節がそうですし、この脊柱もそうです。

堅牢なつくりにし過ぎると身体の運動範囲が狭くなってしまう為に柔軟性を優先した様な作りになっています。

様々な補強で総合的に強固なものに

柔軟性を優先して堅牢性を妥協したといっても「そのまま放置」している訳ではありません。その弱さを補う組織が周囲を固めています。

脊柱の場合は前縦靭帯、後縦靭帯、黄色靭帯など靭帯が周囲をしっかりガードしてくれています。更には脊柱起立筋などの筋肉が脊椎を何重にも分厚く覆ってガードしてくれています。

人間の身体は何処も「全員野球」でその力を発揮しているのです。

腰のあたりで中枢神経はおしまい

この点は結構勘違いされているのですが、脊髄中枢神経はお尻の仙骨まで続いていません。腰で終わっています。

腰で脊髄中枢神経は「馬尾神経」と呼ばれる抹消神経の束へと移行するのです。ですので腰から下に起こる症状はどの神経が圧迫されているのかの判断が非常に難しくなります。

抹消神経は互いに交通している為に「この神経はここ!」という様な明確な支配領域が定められないのです。「大体はこのあたり」という大雑把な区分けが限界です。

馬尾神経へと移行するのは大体L2~3とされています。お臍の後ろ当たりと覚えておいてください。

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