【最終更新日:2017/10/18】

ストレッチボード

誰もが知っているストレッチボードです。これは毎日した方が絶対に良いです。

施術前に必ずしてもらうストレッチボード

当院では施術の前に必ずストレッチボードに乗ってもらいます。ストレッチボードに楽に乗れる角度から身体の状態は大体把握できるからです。やはりヒールなどの踵の高い靴を履いている女性はかなり低い角度でも厳しくなります。

「第二の心臓」の状態を見る

ストレッチボードで伸ばされるのは基本的に脹脛です。「下腿三頭筋」と呼ばれる筋肉なのですが、これは「第二の心臓」と呼ばれる程に血流循環にとって重要な部位となります。足先からの戻りの血流を主に担当しているのが下腿三頭筋です。

ストレッチボードに乗るのがキツイ、というのはこの下腿三頭筋がカチコチに固まってしまい機能不全を起こしている事を指します。それはつまり足先に届けられた血液が心臓に戻りにくくなっているという事です。下肢静脈瘤などの問題が無いのに起こっている「むくみ」「浮腫」はこれが原因であることが多いです。

下手な体操より効果的なストレッチボード

このストレッチボードは運動療法ではなく「リセット療法」と呼んだ方が適切です。カチコチに固まって戻れなくなっている脹脛の筋肉を元のフワフワの状態に戻す為のリセットを行います。早い話が「ストレッチ」を行う道具です。

ストレッチは筋トレに比べると随分と評価が低いのですが、健康という点から見るなら筋トレより重要な項目となります。鍛えなくても健康でいられますが、リセットをしなくては健康は崩れていきます。筋肉のバランスが崩れっぱなしだからです。

下腿三頭筋は第二の心臓と呼ばれる筋肉ですが、それは言い換えれば「運動量が豊富な筋肉」という事です。ですが心筋という特殊な筋肉で構成された心臓とは違い、一般的な骨格筋で構成された部位です。ですので非常に疲れやすい。だからこそ1日1回のリセットが重要になります。

毎朝・毎晩のストレッチボードは下手な健康体操よりもよっぽど効果的です。できれば自宅に1台置いておいてもらいたいくらいです。

安いので十分。乗れたらそれでいい。

ストレッチボードは高いものは1万円を超えるものもありますが、そんな高価なものは必要ありません。「立てたらOK」です。

木製でお洒落ですし、値段も3,000円以下とお手頃なストレッチボードです。

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