【最終更新日:2020/05/08】

【過去記事】脊柱管狭窄症のお話

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脊柱管狭窄症のお話し

40代以降の場合にとにかくよく診断を受ける「疾患名」が脊柱管狭窄症です。臨床での感覚ですが、明らかに椎間板ヘルニアの診断数が減り、この脊柱管狭窄症の診断を受ける方が増えています。逆に椎間板ヘルニアの診断で治療を受けている人を探す方が難しいくらいです。

その1:脊柱管狭窄症って何だろう?

脊柱管狭窄症とは疾患名そのまんまです。「脊柱管」が「狭窄」することで起こる「症状」が脊柱管狭窄症となります。

脊柱が狭くなって起こる症状は「脊柱管狭窄症」です

まずは簡単に脊柱と脊柱管の説明から入りたいと思います。脊柱とは背骨の事をさしていますが、その脊柱の中にある「脊髄中枢神経の通り道(トンネル)」が脊柱管となります。このトンネルは非常に狭く、構造上脆いです。24本の背骨が積み重なってできているトンネルなので常にグラグラしています。ただ、押せば崩れるという訳でもなく、骨と骨の間には「靭帯」という結合組織がありますので「プチン」と切れたりすることは稀です。

ちょっと乱暴な例えですが、吊り橋みたいなものですね。足下駄はそれぞれ動きますが、しっかりロープやワイヤーで結ばれているので動きは常に一定の範囲で収まります。背骨のそのような感じです。

昔はヘルニア、今は脊柱管狭窄症が多くなりました

昔はヘルニア診断が年齢問わず本当に良く出ていました。それが今は脊柱管狭窄症として診断をされる人が非常に多いです。診断名が異なるので当然処方される薬も変わってきました。昔は「抗炎症剤」が多かったのですが、最近は「血液をサラサラにする薬」が処方されています。

どうしてここまで大きな変化が生まれたのかはわかりませんが、他の先生に聞いてみても同じ傾向が見られるそうなので時代の流れなのかなと思います。

若いと「ヘルニア」の診断になるケースが多いかも

ヘルニア診断が減り、脊柱管狭窄症の診断が増えてきたと述べましたが、20代~30代の場合は「脊柱管狭窄も見られるヘルニア」という診断を受ける場合もあるようです。臨床の感覚から言うと「40代」が一つの境界線になっているようです。40代からヘルニアを診断をされる人が極端に減ります。殆どの患者様が「脊柱管狭窄症」の診断と「血液サラサラの薬」がセットとなっています。

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