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化膿とは何か

化膿という言葉を調べてみた

NHK今日の健康で「化膿性〇〇」というテーマがあったのですが、ふと「化膿ってどういう現象だっけ?」と気になったので調べてみました。

化膿とは

「膿と化す」という言葉の可能ですが、簡単に言うと以下の通りです。

  • 傷口に感染が起きている
  • 感染菌の増殖が起こっている
  • 免疫反応が起こっている(炎症反応)
  • 集まった白血球が融解して残骸が残る(膿)

上三つだけなら只の炎症なのですが、炎症が強く免疫反応が強い場合は炎症部位で白血球の自己融解が始まり、その場に残骸が残る事があります。それが「膿」であり化膿した状態という事です。

つまり化膿が起こった場所では「強い炎症」が起こったという事ですね。

化膿止めとは正に消毒

化膿が強い炎症反応であり、傷口での最近増殖が前提となると化膿を止める為には「最近の増殖と定着」を防ぐ必要があります。それにはやっぱり「消毒」が一番なのでしょう。

消毒そのものに対しての意見もありますが、化膿止めを優先するのか、二次感染を優先するのか、免疫反応のサポートを優先するのかで全く見方が変わります。

膿(膿汁)と血清は非常に近いもの

血清とはかさぶたの周辺に出てくる淡黄褐色の液体、膿とは白血球とばい菌の死骸の成れの果て(淡黄褐色)、とは良く言われますが、かさぶたの周辺に出てくる液体って結局は「瘡蓋」というドーム状の蓋から染み出してきた内容物な訳ですから、それって「血清」じゃないの?とずっと疑問に感じていました。瘡蓋の中には膿があり、それが再吸収されている最中な訳です。

今回、改めて調べてみたらやっぱりそのようでした。

膿の内容物は「白血球と血清」で、粘度を生み出すのは白血球とばい菌の死骸の方で、液体の方が血清という訳です。血清成分が多ければサラサラに近く、白血球とばい菌が多ければドロドロネチャネチャな粘度が高い膿と呼ばれる液体になる訳です。

「膿」と「血清(膿清)」をしっかり理解しよう

せっかくなので、膿とは何か、血清とは何かをしっかりと理解しておくと良いと思います。膿とは「白血球とばい菌の死骸+血清(膿清)」の状態で、血清とは「膿から白血球やばい菌の死骸を抜いた、抜けた液体=膿清」だと。

瘡蓋の場合は瘡蓋というフィルターが白血球とばい菌の死骸をブロックしてくれているのでサラサラの血清が見られるという事でしょう。

血漿と紛らわしい血清

ちなみに「血漿」は血液の液体成分であり更には凝固因子を持った状態を指します。血清は「血漿から凝固因子を抜いた状態の液体」という事です。つまりは血漿を更に細かく分類したのが血清という訳です。

 

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