どんな心地よい言葉でも
必ず裏には目的が潜む
メディアは全て
「思惑」の塊なのだ
1.院選びの王道は「紹介+HPで確認」
口コミ/紹介を受けて
HPで情報を確認する
これが王道パターンです。かしこ。
とはいえ、紹介者が居ない場合は自分で院を探さなくてはいけません。この場合は迷宮入りしやすいです。
何故なら、ホームページ最大の特徴とは
客観的な情報が「0」
の広告媒体
ズバリ、これだからです。
基本いい事しか書いていない。私達が知りたいのはそこじゃないのに。なんて事も多い。
2.HPは安心感を与える為に作っている
読んだだけで元気になる
身も蓋も無い事ですが、HPは基本的に我々(患者)の「不安を取り除く事」を目的に作られています。
HPの目的は「選んでもらう事」
だからです。
これが割と厄介で、作成側からすると「本当かどうか」は割とどうでも良く「安心して電話をしてくれるか」が全てになります。業界用語でいう「コンバージョン率(CVR)」というやつです。
その最たるものが「喜びの声(2shot写真)」と「実績紹介(臨床数とか)」でしょう。
本当か嘘かは本人しか知らない。でも、見ている側はそれで本当に救われる。ヘルニア時代の私も「同志がいる!」と引き寄せられました。
ちょっと例を出しましょう。
Q1:自分と同じ症状の実績は?
A:沢山来院されています。実績豊富ですから安心してください。

自分と同じ症状の人を施術しているんだ!じゃあ大丈夫だ!安心していけるぞ!
Q2:施術の効果は?
A:こんなに元気になった方がいますので、安心して来院してください。

僕より酷い人がこんな元気に!じゃあ僕なんて楽勝だろう!安心した!ここ行こう!
Q3:地域に根付いた院なのか?
A:リピート率が〇割以上で地域NO1です。地域の皆様に愛されています。

「また来たい」って思うなら間違いないやん!何か安心した!僕も行こう!
こんな感じです
3.「聞きたい事」が用意されている世界
以上、良くある「Q&A」の内容を紹介してみました。
このように不安に対する答えを用意して「ここなら安心」という状況に持っていく事がHPの狙いです。実際、私はすっかり安心しました。「名古屋で良かった」と心底感じたくらいです。

名古屋ってゴッドハンドが沢山いるんだ!
安心させてくれるのはとても有難い事。ただ、問題なのは「ある事ない事言いたい放題」になっているという状況です。言ったもん勝ち。それが「今も昔も」HPというものなのです。
判断力が鈍くなっている人にすべきではない方法だと思う。綺麗ごとかもしれませんが「誠実に向き合って欲しい」それだけ。
うまくいかなくても、それなら「結果」に対して「納得」ができるからです。
4.HPの情報は「自己主張」に過ぎない
HPはあくまで当事者の主張。それが全てです。
というのも、基本的に我々が求めるのは「同じ症状だった第三者による患者体験記(口コミとも少し違うか)」なのですが、HPにそれはありません(笑。
HP上にある「喜びの声」は出演者が「院側」の人です。
- 家族
- 友達
- 同僚
- 常連
- 特典の為に口コミを書く人
- 「断れなかった人」
つまりは「身内」か「便宜を受けた人」あるいは「押しに弱い人」です。なので、誉め言葉しか絶対に登場しません。正に「忖度の塊」。
勿論、そうじゃない口コミ(善意と感謝)もあると思います。ですが、それを我々に「見極める術がない」という前提が厄介なのです。
5.言った者勝ちのオンパレード
ここは大事な部分なので繰り返しお伝えします。
治療院HPで今や当たり前になった文言があります。※2026年時点では大分減ってきました。今は「安心の国家資格者」が一番多いかな。
- 臨床人数〇万人!
- リピート率95%!
- 地域No1
- 医療従事者も通う
- セミナー講師やってます
- 安心の国家資格
中には「リピート率〇〇%」「地域No1」の様にGoogleさんから怒られて消え去った文言もありますが、似たような文言が「広告の泉」から次々と湧き出ています。→これが「健康アップデート(2017)」を呼び込んだと思う。個人的には健康アップデートは「改悪」だと思っています。
広告の世界に性善説は通用しません。「黒(違法)じゃないならOK」という論理がまかり通っています。効果の高いホワイト広告なんてありません。十中八九が「オフホワイトどころかオフブラック」です。
その魅力的な文言、数字の舞台裏は。。。
- 「看護師の奥さんを施術したから医療従事者も通っている」
- 「託児も立派な臨床1人だ」
- 「勤務中なら廊下で質問されても臨床1だ」
こんな論理が普通に成り立っています。
小学生に「これが大人だぞ」と教えてやりたい。
6.嘘を見抜けるか
かつて巨大掲示板2チャンネルの創設者、西村博之さんがこう仰いました。
嘘は嘘と見抜けない人は
インターネットを使うのに向いていない
これは治療院のHPにもあてはまります。
何故なら、圧倒的に「誇張と拡大解釈という名の嘘」に塗れているからです。
「嘘」を見抜く自信が無い場合は、「本物」を紹介してくれる先輩患者を探した方が早いです。

