基準とは道しるべ
選ぶ基準が無ければ
悩む事すら許されない
1.基準が無いと絞り込めない
院選びをする際に、自分の中で基準が無いと絞り込めません。必ず自分の中での「これ!」という基準を作っておきましょう。
明確な基準があれば、100軒の院があろうと一瞬で10軒に絞られます。※条件不一致による除外
2.痛い目を見た院選びの基準
20年前
私はこれで選んで
痛い目を見た
- 施術費用
- 臨床人数などの実績
- 通い易さ・アクセス
- パキポキしない
- 〇〇専門/リピート率No1!
- 口コミ情報が沢山
- 有名人が通っている
もう20年以上前ですから時効ということで。。。
【1】施術費用
初期の第一希望
「なるべく安く」
これは大失敗でした。
まず、総額で考えると全然安くならない。
1回あたりが安い院はその分、施術時間が短く(手仕事は15分くらい)、回転率が高いのでキチンと向き合っているとは言い難い状態になります。
そして「毎日通院」が基本のスタイル。
受付で言われる「最初は詰めてきてください」の「詰めてってどれくらいがベストですか?」と聞くのがしんどかった。

それ、今できませんか?
と何度言いたくなったことか。
それくらいに1回あたりが「薄い」という感覚。手よりパッドと湿布の時間が長いし。(というか、何で湿布が?)
「何か違う」と感じて撤退をするも、「この院自体の問題だろう」「次こそは違うかも」と期待をして数院このパターンを継続していました。
健康保険で何とかしたい、その気持ちが生み出す「認知バイアス」そのものです。
ですが数院「同じパターン」を繰り返して流石に気付きました。
院側の問題ではなく
これが保険診療の「形」なんだ
ここで少し意識に変化が起きました。
「多少高くてもいいから、キチンと寄り添ってくれる場所を探そう」と。
ここでの学びは「コスト意識」です。
「単価」ではなく「総額」
100円寿司を12皿食べるより、300円寿司を4皿で満足する方が何か私には合ってるかも。この「焼肉」にも当てはまる理論が私の中に生まれた瞬間です。
だから、この経験だって無駄ではないのです!
【2】通い易さ・アクセス
当時の希望
「なるべく近く」
寝たきり状態だったこともあり、自転車通院は厳しい。タクシー代は怖い。バス代もできれば避けたい。だったら!

「通い易さ」は大事だな
とこれも重視しましたが、違いました。(そりゃそうだ)
「近い院」より「キチンとした院」
「近くてキチンとした院」があれば最高ですね。
信頼できるか、納得できるか。それが全てでした。
個人的には信頼できる相手であれば、片道1時間くらいは許容範囲です。それ程に「信頼に足る相手は得難い」と考えて下さい。
実際、師匠の院までは片道60分でした。行きは普通に、帰りはちょっと寄り道しながら帰っていました。
「今日は施術の日」と振り切っていた事も良かったと思います。
【3】パキポキしない
当時の私は
「パキポキ怖い」
「パキポキは怖い」これは私も例外ではありませんでした。未経験の時は特に怖い。何をされるのか想像もつかない。後、整骨院や鍼灸院で「パキポキは本当に危ない」と聞いていたのでやっぱり怖い。
できれば避けたい
だから最初は敬遠していました。師匠を紹介されていたのに「パキポキはなぁ」とストックしていたのです。(遠回りしていました)
でも、最後は気にならなくなりました。それは「パキポキ」を自分なりに掘り下げたからです。
- 「できないからパキポキしない院」
- 「できないけど、パキポキする院」
- 「できるから、パキポキする院」
- 「できるけど、パキポキしない院」
今だから言えますが、パキポキに関して治療院は上記4パターンに分類できます。
そして、パキポキの悪口を言っているのは「1」です。そして、パキポキを過大評価するのは「2」です。
「3」「4」なら何も心配いりません。リスクは最小限に、リターンを最大限にする為に「関節矯正」を科学的・論理的に行っています。
パキポキを「即効性」「時短」の道具にしていないのです。
問題はどう「見極めるか」ですが、それは受けてみないとわからないのが実際です。かといって施術の中で「あ、それ止めて下さい」なんて日本人は言えません。
そうなると「一か八か」になってしまいます。これが躊躇する一番の理由でしょうか。
個人的に一番避けるべきは「2」です。
このタイプは「即効性」と「時短」目的で関節矯正を行います。全ての施術リスクを患者に押し付けるタイプです。
【4】〇〇専門で安心
ええ、信じましたとも
実は私、ヘルニア大爆発時代に通える範囲にある「ヘルニア専門院」を片っ端から受けて回り、そして残り少ない予算を吸い取られました。

これも勉強だ(T_T)
自分にそう言い聞かせて乗り越えました。
この〇〇専門は私が知る限り「うそ」が圧倒的多数です。
何故、そんな事が言えるのか。
それは後に業界商社となった時に見てしまったのです。とある先生からのHP発注書(4サイト作成)に書いてある内容を。。。。
- 地域No1!股関節専門院
- 地域No1!膝関節専門院
- 地域No1!肩こり専門院
- 地域No1!腰痛専門院
え?
流石に戸惑いました。が、そういう事です。ちなみにこれ「整骨院」の話ですよ。民間資格の整体院/カイロの話じゃないです。
その後、まさかと思って色々調べてみたところ。
どれだけあるんだよ(笑
というくらい、同じパターンの先生がわんさかと見つかりました。
我々が思っている程「誠実な業界」ではないと思ってください。
【5】壁一面の2ショット写真
断れなかった人の歴史
私自身、患者時代に何度「お写真いいですか?」と「同じ悩みを抱えている人の為にメッセージを」と初診の時に頼まれた事か。。。。
せめて卒業のタイミングでお願いして欲しかった・・・
私の事より「次の患者さん」を見ている様にしか見えなかったなぁ。。。「写真と感想文が取れたら元は取れた」感覚なのでしょうか。
どちらにしても「断れない日本人」を相手にした頼み事です。余り信憑性は無いと判断して良いでしょう。了承した人は「優しい人」なので「いい事」しか書けません。
だって「顔出し」ですから。
【6】有名人が通っている院
通っていなかった
1回来て写真撮って終わり。後は時々顔を出す。「広告塔」ですよね・・・
他にも「強豪校にトレーナー帯同」というから行ってみたら「母校だった」というオチも。
そういった院もかなり通いましたが、いずれの場合も「招かれた(×)」で「ついていった(〇)」が実際だった様です。
受付の方(大抵が退職前)が苦笑いしながら教えてくれました。
技術があろうが、
単純に信用できない
7.おススメの基準
さて、ここまでは私の華麗なる失敗談をお伝えしてきました。今となっては笑い話ですが、今度は「おススメの判断基準」を紹介したいと思います。
以下の3点が全てです。そして、個人的な一押し基準は「3」です。
- 費用(総額)
- アクセスの良さ
- 施術方針
【1】費用
1回当たりではなく「合計費用(予算)」として考えましょう。3,000円/回でも10回通えば30,000円です。6,000円/回でも3回で済むなら18,000円です。
多くの人が「3,000円で安いから」という理由で週2回通い、月1回6,000円の私を見て「え?そんな高い所に通ってるの?」と宇宙人を見るかの様な目で見てくれました。
総額で捉えましょう
【2】アクセスの良さ
月に1~2回は通っても苦痛にならないアクセス・立地で考えましょう。週数回の提案は論外でいいと思います。だったら1回で済ませて欲しい(普通に可能でしょう)
余りに遠いと症状が改善してきた時に「通うモチベーション」が維持できません。そこで「もう大丈夫だろ」と自己判断をして待っているのは「再発」です。
自己判断で足が遠のき、めでたく再発した私が言うんだから間違いありません。(その時は股関節までもっていかれたT_T)
【3】施術方針
ここだけで決めていいかも
技術は哲学です。院長の考え方には絶対に接してください。ここが一番嘘の付けない部分です。ここで嘘をつくと施術の際にすぐわかります。つまり「患者側で見極めができる唯一のポイント」なのです。
「言ってる事」と「やってる事」の整合性が取れているかを確認して下さい。受けたらすぐわかります。
「患者様に寄り添う」「オーダーメードで」と書いてあるけど施術は20分くらいで後は電気治療とか。
それでいて「うちは待合1時間、診察5分の病院とは違うんです」と主張する院は止めた方がいいと思います。昔の人はこれを五十歩百歩と言いました。
堂々と自分の考えを主張している院を探しましょう。「こんな技術なんです」といった話ではなく「俺はこう考える」と亀田父ブログの様な哲学的な主張に注目してください。
客寄せ目的の軽い言葉なのか、経験から滲み出た重い言葉なのか。それはすぐにわかります。
言葉に先生が宿る院を探そう
さぁ、次に進もう!>>「諦めない行動が奇跡を生む」



