【最終更新日:2016/05/07】

解剖学4【第一章:人体の構成】 組織

2.組織

同じ形態・機能を持つ細胞が集まったもの。

  • 上皮組織
  • 結合組織
  • 筋組織
  • 神経組織

その他の組織は忘れてもいい気がする。

 

2.1 上皮組織

後回し

 

2.2 結合組織

2.2.1 骨組織

A:骨基質

大量のリン酸とカルシウムを含む。このリン酸とカルシウムの化合物「ヒドロキシアパタイト」が骨基質の70%を示し、骨特有の硬さを出す。

B:骨の細胞

骨は常に改築されている。

○破骨細胞
  • 骨のカルシウムを酸化で溶かし、膠原線維をカテプシン分泌で溶かす。
  • 早い話が骨の表面を溶かしていく細胞。壊すのではなく溶かす。
○骨芽細胞
  • 基質小胞を分泌、それがカルシウム、リン酸を引き寄せる。
  • 結果、アパタイトを膠原線維間に沈着させ、骨基質を形成する。

骨の情報が骨の「今」の情報を常に回収し、骨の形成・吸収の調整を行っている。

C:骨の構造

後回し

D:骨の血管と神経

○神経:骨膜や関節包には求心性の神経が分布している。

F:関節

骨と骨とが関節腔を隔てて可動性に連結する。更に2つの骨膜は互いに連なり関節包となる。※骨端は関節軟骨の為に、骨頸付近から骨膜が伸びる。※要イラスト参照

関節包は滑液で満たされた関節腔を囲んでいる。

①関節軟骨

関節腔に面する骨表面は硝子軟骨の関節軟骨で覆われている。

関節軟骨部分は軟骨膜を欠き、滑液に直接接している。

②関節包
  • 膠原線維の線維膜(外側)
  • 滑膜(骨膜)(内側)

関節包は上記2層構造からなる。

滑膜は内側に、滑膜細胞(A/B)を持つ。

  • A型:食作用を持つ。
    • 関節腔内の組織断片を除去する。
  • B型:滑液分泌

滑膜細胞は毛細血管が発達し、滑液を介して栄養を関節軟骨へ送る。

③関節円板

関節腔内には線維軟骨の関節円板、関節半月が介在する事がある。

 

血液とリンパ

  • 細胞要素:血球
  • 基質要素:血漿

 

  • 血液の45%は血球。
  • 血球の99%は赤血球。
    • 赤血球の主成分はヘモグロビン
  • 血球の1%に白血球と血小板。

2.3 筋組織

収縮能に特化した組織。主に収縮・弛緩を繰り返す。

  • 平滑筋
  • 横紋筋
    • 骨格筋
    • 心筋

2.3.1. 平滑筋

  • 別名を内蔵筋。
  • 自律神経の支配を受ける不随意筋

2.3.2. 骨格筋

  • 手足を自由に動かす為の筋肉。
  • 脳脊髄神経の支配を受ける随意筋。

収縮の細かいメカニズムについてはパス。

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