【最終更新日:2016/07/17】

解剖学18 【第四章:消化器系】 肝臓・胆嚢・膵臓・腹膜

8.肝臓

1.肝臓は人体最大の腺

  • 肝臓の血液を集めた肝静脈は下大静脈へ合流する。
  • 横隔膜に固く付着する。
    • 横行結腸・右腎臓・胃・十二指腸等と接している。
  • 関門ー門脈・冠動脈等の入り口

 

2.肝臓の組織構造

1.肝小葉

2.ディッセ腔

3.胆汁と黄疸

  • 古い赤血球は脾臓で破壊されてヘモグロビン→ビリルビンへ。
    • ビリルビンは肝臓へ運ばれ、胆汁として再利用される。
  • 黄疸は血中ビリルビン過剰の状態。
    • 過剰理由は以下の三つが主。
    • 1.ビリルビンの産生過剰
    • 2.肝障害
    • 3.胆管閉塞

9.胆嚢

  • 関門の右前方
  • 胆嚢の前端は腹直筋が右肋骨弓と交わるところ。
  • 胆汁の濃縮庫
  • 総胆管を通り、十二指腸へ出る。
    • 総胆管は十二指腸へ出る前に膵管と合流する。
  • 胆汁にコレステロール、ビリルビンが沈殿して胆石は生成される。

 

10.膵臓

  • L1.2の前を後腹壁に付着して横走する。
  • 右は十二指腸、左は脾臓に接する。
  • 隋像は総胆管と合流して十二指腸乳頭へ開口する。

 

11.腹膜

  • 鞘膜
    • 胸膜
    • 心膜
    • 腹膜
  • 臓側腹膜に覆われて移動性がある臓器:腹膜内蔵器
    • 肝臓
    • 空腸
    • 回腸
    • 横行結腸
    • S状結腸
  • 臓器前面のみが腹膜に接しており、後面は後腹壁にはりつく臓器:腹膜後臓器
    • 十二指腸
    • 膵臓
    • 上行結腸
    • 下行結腸
  • 腎臓・副腎は後腹壁に埋まっている+脂肪膜に包まれているので腹膜との関連性が低い。

1.間膜

要復習

2.小網

要復習

3.大網

要復習

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