【最終更新日:2016/06/28】

解剖学24 【第8章:神経系】 ポイント

ポイント

  • 神経系は「中枢神経系」と「末梢神経系」の二つからなる。
  • 末梢神経の求心性神経から集められた情報は中枢神経で処理される。
    • 中枢神経で処理された求心性の情報は遠心性を介して骨格筋などに指示が行われる。
      • 内臓などの平滑筋器官・組織には自律神経を介して指示が行われる。
  • 脊髄神経は椎骨に対して番号が振られている。
  • 求心性神経は後根から、遠心性神経は前根から出入りする【脊髄神経】
  • 延髄―橋ー中脳(間脳)からなる「脳幹」は生命維持に重要な中枢となる。
    • 脳神経が出入りしている。
    • 大脳、脊髄を連絡伝導路としての役割を持つ。
  • 小脳は大脳とは異なる構造と機能を持つ。
  • 間脳
    • 視床:大脳への窓口。情報の取次ぎを行う。
    • 視床下部:自律神経の中枢である。
  • 大脳:人で最も発達した部分。脳全体の80%を占める。
    • 大脳古皮質:下等に発達。大脳辺縁系とも。
      • 情動や本能行動の中枢。
    • 大脳新皮質:人に発達。皮質の90%を占める。
      • 高次機能の中枢となる。
  • 脳の循環系:脳底にて大脳動脈輪を形成する。
    • 椎骨動脈
    • 内頚動脈
  • 脳では情報は定められた道を行き来する。
    • 下行性:遠心性
      • 意識に上る:錐体路を通過
      • 意識に上らない:錐体外路を通過
    • 上行性:原則三つのニューロンを経由して大脳皮質へ。
      • 温痛
      • 触圧
      • 深部知覚
  • 脳神経:脳から出る末梢神経。
    • 脊髄神経と異なり、神経ごとに異なる機能を有する。
  • 自律神経
    • 交感神経
    • 副交感神経
    • 中枢は脳幹/脊髄にある
    • 節前/節後の2つのニューロンを経由して標的に辿り着く。

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