【最終更新日:2016/07/08】

解剖学26 【第8章:神経系】 2.中枢神経系[1]

2.中枢神経系

  • 中枢とは
      • 脳神経は末梢神経
    • 脊髄
      • 脊髄神経は末梢神経

 

1.脊髄

  • 長さは約40㎝
  • 太さ約1㎝
  • L1-2までで終わる
    • それ以降は「馬尾」となる。
    • 脊柱の形成より早く成長が止まる為の現象。

 

1.脊髄の区分

  • 脊髄神経は左右31対
  • C:8
    • 後頭骨とC1の間から1本出るので椎骨より1本多くなる。
  • T:12
  • L:5
  • S:5
  • 尾:1
  • 頸髄・胸髄・腰髄・仙髄は特別な境目は無い。
  • 頸膨大部、腰膨大部の膨らみは、それぞれ上肢、下肢への末梢神経が出る為。
  • 馬尾とは
    • 脊髄の左右両側からは脊髄神経をつくる神経線維の束が出る。上位の脊髄神経は横、下位の脊髄神経は下方に位置する椎間孔に向かって下降する。特に脊髄下部から出る脊髄神経は馬の尾を思わせる為に「馬尾」と呼ばれる。

 

2.脊髄の内部構造

  • 横断面を解説
    • H型の「灰白質」
      • 神経細胞体の集まりで灰色
    • 灰白質の周囲を囲む「白質」
      • 神経線維の集まりで「白色」
    • 前面:脊髄神経の前根が出る。
    • 後面:脊髄神経の後根が出る。

 

1.灰白質
  • 前角:運動神経
    • 骨格筋を支配
  • 後角:感覚神経
  • 側角:自律神経
    • 内臓・腺分泌の調整

 

1.白質

スルー

※脊髄病変
  • 急性灰白髄炎
    • 小児麻痺を指す
    • ウィルスによって前角の運動細胞が選択的に侵される。
    • 支配部位となる上肢、下肢に麻痺や萎縮を起こす。
      • ワクチン接種により被害を減少可能。
  • 筋委縮性側索硬化症
    • ALS
    • 中年過ぎの男性に多発
    • 側索を通る錐体路と運動細胞が侵される。
    • 神経性筋委縮が手、腕、肩へと広がる
      • 呼吸筋麻痺により5年以内に死亡する。

 

2.延髄と橋

  • 大後頭孔を越えて頭蓋内へ伸びた脊髄を「延髄」という。
    • 脊髄の延長にあるから「延髄」
  • 延髄・橋・中脳(間脳も含める場合あり)をまとめて「脳幹」と呼ぶ
    • 大脳を支える幹のように見える為「脳幹」
  • 植物状態:脳幹が正常に機能していて自立呼吸が可能。
    • 意識が戻らないだけで呼吸をしている。
  • 脳死:脳幹の機能が侵されており、自立呼吸が不可能。
    • 人工呼吸器による延命措置が必要。

 

3.中脳

  • 橋の前方にある
    • 大脳・小脳に隠れて良く見えない
    • 中脳には赤核・黒核という錐体外路系の灰白質がある。
    • 赤核が障害されると骨格筋の緊張に異常が起こる。落ち着きのない不随意運動。
    • 黒核が障害されると筋の緊張に異常が起こる。パーキンソン病
      • 赤も黒も結果は同じではないか?

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