【最終更新日:2016/08/19】

解剖学54 【第10章:運動器系】 4.上肢:上肢の脈管

4.上肢の脈管

1.上肢の動脈

  • 上肢動脈の根幹:鎖骨下動脈
    • 右:腕頭動脈から伸びる
    • 左:大動脈弓から伸びる
  • 鎖骨下動脈→腋窩動脈→上腕動脈へ移行する
    • 浅挙・深挙動脈を形成

2.上肢の静脈

  • 基本は伴行動脈
  • 手背静脈網が手背の皮下に見える

3.上肢のリンパ

  • 静脈に沿って上肢抹消から腋窩へ向けて流れる
  • 胸壁リンパも腋窩へ
  • 腋窩は上肢と胸壁のリンパの集合場所
    • 多数のリンパ節の集合場

5.上肢の神経

  • 神経叢→神経の草むら
  • 腕神経叢→斜角筋隙→肋鎖間隙→腋窩を通る

1.腕神経叢の構成

  • C5-T1の神経根が上肢帯の筋肉を支配する。

2.上肢前面の神経走行(筋皮神経・正中神経・尺骨神経など)

1.筋皮神経
2.正中神経
3.尺骨神経

 

3.上肢帯での神経走行(腋窩神経など)

  • 肩甲上神経
  • 肩甲下神経
  • 腋窩神経
  • 胸背神経

4.上肢後面の神経走行(橈骨神経など)

○腕神経叢の枝と臨床事項
1.正中神経麻痺
  • 手掌の橈骨側半分の感覚麻痺。
  • 「サル手」母指~示指が伸びたままで曲がらない
2.尺骨神経麻痺
  • 手掌の尺側側半分の麻痺。
  • 手背に中手骨が浮き上がり、指は基本伸展、指先だけが曲がる。
  • 「ワシ手」
3.橈骨神経麻痺
  • 手背橈側側の半分の麻痺
  • 上腕~前腕の伸筋がマヒする
  • 「下垂手」

 

    return top