【最終更新日:2020/02/21】

国家資格の有無についてのお話

国家資格があるから安心

飛び交うこのセリフこそが

一番信頼できない

この誤解は解いておいた方がいい

「国家資格があるから安心です」

実はこの話、私はヘルニア時代に「おかしくないか?」と気付きました。忍び寄るヘルニアには全く気付けなかった癖に。

今なお「国家資格なんだから安心でしょ」という人が多いので簡単にまとめてみる事にしました。

たとえ話がわかりやすい

突然ですが国家資格の話を1つします。

皆さんもご存じの国家資格「医師免許」があります。そして私が「心療内科医の中村」だったとしましょう。あくまで仮説です。

そして皆さんは今日「心臓手術」を受ける患者さんだとします。

手術当日、皆さんの前に執刀医がやってきました。胸元には誇らしげに名札がぶら下がっています。

「心療内科医:中村」

執刀医「心療内科医:中村」は自信溢れる顔でこう断言しました。「私、失敗しないので」

終わり。

結局はこういうことですよ

医師は医師でも心療内科医による心臓手術。皆さんはこれをどう思いますか?

 

「もう安心だ」

 

なんて思った人いませんよね。

「大門未知子か朝田龍太郎を連れてこんかい」と思いますよね?医者は医者でも心療内科医がメス握るってどうなってるのよと。

それと同じです。

柔道整復師や鍼灸師にはそれぞれの専門分野があります。そしてその専門分野においては保険適用が許されます。専門家なので。

保険適用が許されない自費診療とは、早い話が「資格の専門外」という事です。もっとわかりやすく言うと「やっていることが柔道整復師の仕事じゃない」という事です。

なので、安心も何も「全く別の話」なのですが「安心感を与える表現」として整骨院/鍼灸院さんでは大人気となっています。

安心していいのは以下のケース

  • 骨折なら安心
  • 打撲なら安心
  • ねん挫なら安心

これなら「まさにその通り!安心だ!」という話です。それ以外は「国家資格で認められていない」事をするという事です。

キチンと紹介します

こういう事を書くと角が立ってしまう様な気もしますが、キチンと正しい情報を伝える事は大事だと思うので細かいですが紹介します。

柔道整復師さんの専門分野

柔道整復師さんの専門分野とは「保険適用の範囲」です。ネタ元は天下の厚生労働省です。この紋所が目に入らぬか!

ではいきます。

  • 骨折
  • 脱臼
  • 打撲及び捻挫(肉離れ含む)

終わり。

これ以外は専門外です。

保険適用についての注意もあるよ

厚生労働省の内容を簡潔な文章でまとめます。

  1. 肩こり、腰痛など筋肉疲労は保険使えないよ~
  2. マッサージは医師の同意書があるなら保険いいよ~

終わり。

思い切りざっくり説明しますと「外傷性・急性期の痛みは保険OK」で「ずっと続いている慢性痛は保険NG」という話なんですね。

じゃあ、今の整骨院さんに通ってる人達ってどうなるの?何で保険が利いてるの?という疑問が湧いてくると思います。これ以上真面目に書くと角が立つどころじゃなくなるので察してください。

チラッと述べると慢性痛で保険適用となっている人は間違いなく「送られてきたレセプトは未開封で当院までお持ちください」と伝えられているはずです。

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