【最終更新日:2017/10/06】

脂肪が身体に居座る状態(肥満)は年中便秘と同じようなもの。

本来居るべきではない何かが居座る状態

便秘でお腹が張るメカニズム

便秘の時にお腹の張りを感じた人は多いと思います。

あれは大便という物理的なものがお腹の内側から圧をかけているから。更には腐敗が進んでガスが発生しているからです。

物理的な圧+ガス圧

それが便秘でお腹が張るメカニズムとなります。

内臓脂肪がお腹にいるのも便秘と似たようなもの

次に内臓脂肪=中性脂肪についてです。

内臓脂肪(中性脂肪)は内臓の外側にどっしりと陣取り、内臓に対して・腹腔に対して圧をかけてきます。

形と方向こそ違えど、質的には便秘の圧と大差ありません。問題は「本来なら無いはずの圧が常に掛かっている状態」という事にあります。

便秘には神経質だけど内臓脂肪にはまだまだ甘い日本

便秘は一刻も早く解消した方が良いと注意喚起をしますが、一方の脂肪の解消に関しては結構基準が甘いというか注意喚起が極めて緩やかです。

確かに便秘は中で大便の腐敗が進み、ガスも生まれる為に早く出した方がいいです。腸内環境だって悪くなります。長くいればいる程の水分も失われてドンドン便秘が酷くなる。

でも、脂肪が多い身体も実はかなり身体にとっては「マイナス」な面が多く、

  • 血液の質
  • 血液の循環環境
  • 身体の運動性
  • 身体への常時掛かる負担

など、余り悠長な事を言ってられません。

便秘も内臓脂肪過多も「そのままで良いメリットが一つも無い」と言える状態です。

病気ではないが、病気をいともたやすく作り出せる状態

便秘も内臓脂肪過多もどちらもそれ自体が深刻な病気では無い為に「悪性腫瘍」や「感染症」等に比べると軽く見られているのは事実です。

ですが、どちらの状態も「悪性腫瘍」や「感染症」に至る道を体内に開いてしまいます。東洋医学的に言えば「深刻な未病」の状態といえるのです。

いずれ病名がつくはず

便秘も内臓脂肪過多による肥満も、今はまだ状態を示す言葉に過ぎませんが、近い将来は「治療対象」として疾患名になる日も近いと思います。

メタボリックシンドロームが治療対象となったのはある意味実質的にそうなったようなものです。

これからは「予防医学」が中心となっていくはずですので「便秘」「肥満」といった状態になった時点で病院ではなくても自宅で「自分で自分を治療する」くらいの気持ちで解消に取り組みましょう。

大切なのは原因を理解すること

便秘も肥満も、必ず生活の中に原因が潜んでいます。

ですので、肥満も便秘も解決する為には「生活の中に潜む原因」を絞り込む事が必須です。確かな原因・要因を導き出して対処する。

それで初めて「便秘」「肥満」が無理なく解消されていきます。

症状が出たら病気、という認識を改めるべき

今一番必要なのは「症状が出たら病気」という認識を改める事です。

症状ではなく「身体の状態」が本来の姿で無くなった時点で「自分は実質病気だ」と判断できるくらいになる事が理想です。

  • 便秘は正常な大腸の状態ではありません。
  • 肥満は正常な身体の状態ではありません。

病院で診断名を貰わない限り「自分は病気ではない」と考える意識は健康寿命を短くしてしまう大きな要因となります。

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