最終更新日:2018/01/18

解決策から入って解決する事は殆どありません。

私達が最初に取る選択肢は解決から最も遠い事が殆どです。

これは私自身の経験則です。

そして来院される患者様の話を聞いて更に確信をしましたのでこちらでも紹介する事にしました。

私達は症状を自覚した時に真っ先に取る行動があります。

「この痛みを自分で治す方法を知りたい」

今はyoutubeなどのインターネット動画の時代です。簡単に自身の目的と一致する動画を見つける事ができる時代となりました。

ですが、そこで見つけた「これぞ私が探していた解決策だ!」という「目的直結の解決法」は最も解決から程遠い事が多いです。

少しでも検索されるように、閲覧されるようにと「患者側の問いに対する明確な答え」が過剰にアピールされた情報ばかりだからです。

当院でも「問いに対する答え」として自宅でできる改善方法を紹介していますが、真っ先にそれに取り組むのはおススメしていません。

必ず自分の症状を分解して「自分の痛み、痺れ」の構造や因果関係を理解する事を最優先で行ってください。

1つ1つの取り組みには「目的」が明確に設定されています。

自分の身体が今必要としている取り組みは何か?それをまず把握しておかないと「ただ取り組むだけ」になってしまいます。それでは効果は余り期待できないのです。

最悪、無理に頑張り過ぎる事で悪化するケースも出てしまいます。

急がば回れが結局は最短ルートになる事が殆どです。

私達はギリギリまで身体を追い込み、いざ症状が出てきたら「即効性のある方法」で解決を図ろうとします。風邪の時の治し方は正にその典型です。

冷静に考えるとこれは非常に「都合の良い話」なんですね。

長年の蓄積の結果として症状が出てきているのに、たった2~3日の取り組みで解決を図ろうとする。それは「身体に何が起こっているかに興味が無い」からできる事です。

最短での解決を図るのであれば、自分の身体に何が起こっているのかをしっかり把握する事が大切です。

身体に起こった症状と状態を少し掘り下げる事で「自分専用の答え」に近付けます。

最初から見えている「答え」らしきものに飛びつくのではなく、自分の内側から「答え」を導き出す形が結局は回復への最短ルートとなるのです。

はまればラッキーと考えて取り組むのはありだと思います。

ネット上の「〇〇解決策」は誰にでも当てはまるものではありません。ですが、自分自身に当てはまるかどうかは「やってみないと」わかりません。

という訳で「取り敢えず」取り組んでみるというのは時にアリだと思います。それで改善していけば一番良いです。

大事なのは以下の点です。

  1. 過剰な期待をしない事
  2. その取り組みの目的をしっかり理解しておく事
  3. 駄目なら駄目で切り替える準備をしておく事

結構「治ると書いているんだから治るはず」と頑なに続ける患者様がいらっしゃいます。恐らく「意地」になっている部分もあるかと思いますが、時には「退く勇気」も必要です。

ネット上の表記は基本的に「過剰表記」が目立ちます。ですので振り回されない様にだけは注意してください。

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