最終更新日:2018/01/17

遅すぎる事はありません。「始めるか否か」が10年後を変えるのです

神経痛、痺れは時に人を投げやりにします。

ヘルニアや神経痛といった「日常生活に支障をきたす」レベルの症状が出てきた場合、人は投げやりになる事が多々あります。人生のタイミング的に脂が乗っている時期だとすると尚更です。私が正にそうでした。

  1. ああ、自分の人生は終わった
  2. 世の中から取り残された
  3. 出世競争から落ちた

寝たきりの状態だと実際に世の中から取り残されてる訳で、出世競争からは確かに落ちている訳で、それはそれで確かな事です。止まらずに走り続けている人に今から追いつくなんて難しい。

だから投げやりになってしまうのです。

でも、決して諦めないで下さい。少し考え方を変えればいいだけです。今までのやり方で追いつこうとしてもそれは無理です。でも、追いつく為には今までと同じ方法をしなくてはいけないのでしょうか?

今までとは違う、新しい方法で追いつく事はできないのか?その方法はあるのか?

あるかどうかわからないなら、模索すべきです。私個人の経験から言いますと「その方法」は沢山あります。

ただ、今までの自分はそれを必要としなかった為に知らなかったし、知ろうともしなかっただけです。今は違います。そんな方法があるなら喉から手が出る程に欲しいはず。

ならば積極的に手に入れに動きましょう。今日明日という話ではありませんが、必ずそれは手に入ります。そしてその方法が手に入って自分に馴染んだ時、そこには新しい自分が誕生しています。

ヘルニアや脊柱管狭窄症の神経痛や痺れは人の心を壊します。でも諦めなければ必ず復活もできます。人間の身体の可能性を信じてください。

WS00000518-279x300スラムダンク  作:井上雄彦 より 

無理して追いつく必要だってそもそも無いんです

「置いてきぼりだ」とか「出遅れた!」と焦りを感じる人は「一刻も早く追いつかねば!」と心が急いてしまうと思いますが、逆に「別の道を模索しよう」と従来のレースから降りる選択肢だってあります。

私は降りました

抜きつ抜かれつの競争に戻るのではなく「自分にしかできない事」を模索する「オンリーワン」への模索もありです。また「本当に自分がしたい事は何か」と故障をきっかけにして自分と向き合うのもありです。

ヘルニアや坐骨神経痛は人生において突然やってきた強制ブレーキのようなもの。望まないブレーキに最初は戸惑いますが、これを「きっかけ」として活用するのも一つの手です。

「早い・遅い」は問題ではない。「する・しない」が問題なのです。

ヘルニアや神経痛で人生を壊されたと感じる人は多いです。その場合、心をかなり壊されてしまうので「今から前に進もう」という気持ちが中々沸き上がりません。

「積み重ねてきた物が壊された」という現実に打ちひしがれているのです。

その場合、誰が何を言っても「今更しても取り返せない」「もう遅い」といったネガティブな言葉がとにかく沢山出てきます。何かと「遅い」「今更」です。

これはヘルニアや神経痛に日常を壊される前と同じ状態・環境に戻る事を前提に考えている言葉です。結論から言えば「それは不可能」なんです。全く同じ状態・環境には戻れません。自分以外の周囲の環境は自分が壊れた日以降も何も変わらず前に進み続けています。

そして自分の身体はもう一度傷ついています。元の状態には戻れません。じゃあ何をやっても無意味なのか?

そうではありません。新しい自分を作り上げる時が正に今なのです。

  1. ヘルニアで身体を壊した
  2. 心も今は壊されている
  3. 求めている元の環境・状態には戻れない

ならばどうするか。

今を受け入れた上で、全く新しい自分を再構築する

新しい自分となって、新しい形で社会と関わっていく

発症前の自分との決別、そして発症後の新しい自分との付き合い方の模索。これを改めて進めていく事が大切なのです。

「早い・遅い」の論理が働いている限りは比較対象は「発症前の自分と環境」です。その論理に囚われている限りは無限ループにはまります。下手をすればうつ病です。

それよりも傷ついた身体を受け入れ、自分を残して今日も走り続ける世の中を冷静に眺め、

  1. 自分はこれからどう生きていくのか
  2. どう社会と接していくのか
  3. 自分の身体とどう向き合っていくのか

今までは考える事も無かったことを考えて自分自身を前に進めていく事が大切です。

重要なのは「早いか、遅いか」ではありません。新しい自分との向き合い方を「模索するのか、しないのか」という事です。

元には戻れないが、元を超える状態には持っていけます

これは全てのアスリート、スポーツ選手に伝えたい。

ヘルニアや神経痛で身体が壊れた人はその症状の重さに比例して視野狭窄ならぬ思考狭窄に陥ります。その代表的なものが以下の思考です。

「元の状態には戻れない」=「前と同じパフォーマンスを発揮できない」

これは完全な勘違いです。固定観念です。

これは元の自分を取り戻そうと頑張った場合の話です。発症前と全く同じ状態には戻れません。ですが、発症前とは違う新しい自分を再構築していくならば話は別です。

「以前の自分とは違う」けれど「以前の自分よりパフォーマンスが向上している」

こういった状況を作り出せます。

実際に私がそうでした。ホッケー選手としては致命的と言われていたヘルニア、神経痛ですが結果的には選手としてのポテンシャルが贔屓目に見ても3割は上がりました。

発症前と全く違う身体の使い方と鍛え方を馴染ませたからです。

なったものは仕方がない。災い転じて福と為そう

ヘルニア、神経痛、間欠跛行に痺れなど、辛い症状が慢性化して苦しんでいる方は殆どが「発症前の自分」を目指して頑張る人です。あるいは「諦めて何もしていない人」です。

自分が罹患したことを認められず、受け入れられず、無かったことにしたいと発症前に執着してしまうのです。

それではいつまで経っても何も変わりません。

自分で自分を治療する第一歩は「ありのままの自分を受け入れる事」です。それができなくては絶対に前に進めません。今の自分を素直に受け止めて、その先に理想とする自分を設定して前に進む事が大切です。その物事の捉え方が身体を回復へと導いてくれます。

過去の自分に囚われてはいけません。過去を超える自分を今の自分の先に見出して進みましょう。

  1. 過去に囚われて前に進めない人
  2. 今を受け入れて未来に向けて動き出した人

この両者の差は5年後、10年後に明らかな形となって出てきます。

過去に囚われている人は「古傷」のせいにして何事にも消極的です。うまくできない事を全て「古傷」のせいにし続けます。

一方の未来に向けて動いている人は「出来事」を前向きに捉えて、常に積極的です。失敗すら学びに変える思考習慣が馴染んでいます。だから常に挑戦を続け、楽しく暮らしています。

 

あなたはどちらの10年後を迎えたいですか?

 

大丈夫です、何度も説明している通り「早いか遅いか」ではありません。「始めるか・否か」が大事なのです。何歳であっても「よし!」と思った時がベストタイミングです。

自分だけではダメだ!と思ったらお気軽にご相談下さい。

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