【最終更新日:2017/08/29】

脊柱管狭窄症の治療法について

※当院で行うのは治療行為ではなく施術行為です。また、脊柱管狭窄症の診断は医師によるものであり当院は脊柱管狭窄症の診断を受けた方への健康促進と症状改善の施術を行う形になります。

脊柱管狭窄症の治療法について

保存療法

脊柱管狭窄症の最初の治療法としては間違いなく保存療法が選択されます。

「70%は保存療法で良くなる」という意見もあるようです。

温熱療法は光線療法、リハビリテーション等で生活の質を維持・向上させることを目指します。

ブロック療法

ブロック注射による疼痛コントロールです。整形外科やペインクリニックで受ける事ができます。

局所麻酔を打つ治療法なので根本療法ではなくあくまで対処療法となります。

PEL 経皮的内視鏡下脊柱管拡大術

手術対象の患部が一カ所の場合に適用とされる術式です。

傷口は1㎝以下の為に回復が非常に早いです。

MEL 内視鏡下腰椎椎弓切除術

内視鏡を用いて行う手術です。X線透視装置は使わずに常に内視鏡モニターでの執刀となります。

椎弓の切除や黄色靭帯の切除等、神経圧迫の原因を取り除いていきます。

ME-PLIF/TLIF(内視鏡下腰椎椎体間固定術)

内視鏡とX線透視装置を使った固定術です。

背部から切開して内視鏡のルートを確保、そのまま背部側を固定します。腰椎すべり症などのリスクが考えられる場合にこの術式が取られます。

傷口は1.5~2.0㎝程度です。

XLIF(内視鏡下腰椎側方椎体間固定術)

こちらも内視鏡とX線透視装置を使った固定術です。ME-PLIF/TLIFの兄弟術式みたいなもので違いは方向です。

XLIFの場合は身体の側方から内視鏡のルートを確保し、そのまま側方固定を行います。

背筋や背部神経を傷つける心配はありませんが、逆に大腿神経を傷つけるリスクが発生します。ただ大きな固定具を使えるので脊椎の安定性はこちらの方が上とされています。

エピドラスコピー:仙骨鏡視下神経癒着剥離術

最近、メディアに登場する機会が増えてきた先進医療です。

中々症状が治まらない難治性の腰下肢痛の患者に対して取られる術式です。椎骨と脊髄の間(硬膜外腔)にある隙間の癒着を内視鏡を用いて剥がす術式です。

従来の治療で効果が見られない人の2/3に有効とされています。

仙骨と尾骨の間になる仙骨裂孔に内視鏡を入れてルート確保をします。そして硬膜外腔に生理食塩水を送り込みつつ癒着を剥がし発痛物質を洗浄します。

硬膜外腔の拡大を確認出来たら局所麻酔薬とステロイドを注入して完了です。これは仙骨ブロックと同じ原理です。

入院日数は2泊3日。費用は技術料・入院費の合算合計30万程度とされています。先進医療対象となる医療施設は全国で11カ所です。それ以外の施設は実施しているが先進医療の申請をしていない施設となります。

脊髄電気刺激療法

痛みのゲートコントロール理論を応用した治療法です。

脊柱管狭窄症による痛みの信号伝達を「意図的に作り出した信号」によって痛みの伝達信号を邪魔する治療法です。

痛みの伝達信号自体は「出続けている」状態であり「伝わりにくくする」という治療法の為、あくまで疼痛コントロールの治療となります。

再手術のリスクについて

脊柱管狭窄症の再手術のリスクは50%と言われています。そして再手術の原因としてあがっているのは

  • 1:脊柱管の外側陥凹(脊柱管が狭くなる)
  • 2:術後腰椎不安定性
  • 3:切除椎弓部での骨新生

この三つです。

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