道は最初からある
地図だって最初からある
最初から「自分次第」なのだ
1.最後に私から皆さんへ
最後に、ヘルニア患者だった私が辿り着いた答えをお伝えします。
「元寝たきり患者」から「今、悩んでいるあなた」へのメッセージです。
繰り返しに近い内容となりますが「患者の心構え」として本当に大切だと思うことばかりです。
ヘルニア復帰20周年を迎えても「そう思う」のできっと間違いないでしょう。
だからしつこい様ですがお伝えします。
2.5つの要点を大切に
- 「信頼」を履き違えない様に
- 身体の仕組みを学ぼう
- 具体的な言葉で理解しよう
- 自分にできる事を常に探そう
- 健康に素人も専門家もない
これが全てです。
平たく言えば「当事者になろう」とか「主役はあなただ」というお話ですね。
【1】「信頼」を履き違えない様に
日本人は「専門家」に頭が上がりません。「有資格者=正しい」が未だに根強い国です。これを「父性の原則(父性原理)」と言います。
社会的に良しとされるもの、あるいは強いとみなされるものだけを認める
引用:日本社会における「父性原理」再考
つまりは
- 専門家の言葉に間違いはない
- 専門家の言葉に従えばいい
- 素人の自分が口出しすべきではない
こういった気持ちで通院し、専門家(資格)に絶対の信頼を寄せて従う。「従っていたら間違いない」という意識が根底にある(様に感じる)。
大きな間違いだと思う
絶対の信頼を寄せるべきは「人」であり「資格」ではありません。なのに多くの人は「資格」に対して絶対的な信頼を寄せがちです。
これは信頼ではなく「思考停止」に近い。我々は資格を担保にして「考える」ことを放棄しているのです。だって楽だから。
資格は「自費の徒手療法」においては「信頼の担保」になりません。国家資格であってもそれは同じです。だから、必ず「この人は信頼できる」という先生を見つけ出し、健康を託しましょう。

「なんでそんな事を言うの?」
そう思われる人がいるかもしれません。察しの良い方は既に気付いているかもしれません。
何故、私がその様なことを初めに言うのか。
かつて、私がそうであり
実に痛い目にあったからです
誰よりも信じ、そして何度も吸い取られたヘルニア患者。それが私です。皆さんは私のような寄り道はせず、信頼に足る「人」を見定める事に全集中してください。
【2】カラダの仕組みを理解しておく事
「健康」への意識・関心はとても高い。
だがしかし「カラダ」については専門家任せ。
それがジャパンスタイルです
これは国民皆保険制度の弊害とも言えますが、とにかく「当事者意識」が削ぎ落されているのが日本です。
セルフケアが基本の国際社会から見ると「おたくら、何やってるの?」と不思議がられます。人生の土台である「健康」を他人に委ねているのですから。

何か変だよ、日本人
他ならぬ自分の身体です。健康に責任を持つ為にも「カラダの仕組み」はある程度理解しておきましょう。※学ぶことは自由だ!
「当事者不在」の健康管理なんて本末転倒だと思います。
健康は自分で守ろう!
可能な限り!
そして、頼るべき部分は遠慮なく、躊躇なく専門家を頼りましょう!
【3】自分の「健康観」を持とう
「健康とは何ぞ?」と問いかけると答えに詰まる方が実は多いです。
それだけ「健康」が抽象的な理解で留まり、具体的な形を成していないということです。
これは「実はわかっていない」という事と同じ。「ふんわり」としている状態です。
自分の「健康観」を持とう
「健康とはこうである!」と、自分の言葉で説明できる「健康観」は「あなたの価値基準(健康の軸)」そのものです。それさえあれば道に迷うことはありません。常に「道標(みちしるべ)」となってくれます。
目的地を照らしてくれ、道筋までも照らしてくれる「あなたの健康軸」です。
健康とはこういうことだ
堂々と主張できる自分軸を持ちましょう。
【4】自分にできる事を常に探す
健康は院内より院外で
手に入る事が多い
これは大前提です。
絶対に忘れないでください。
基本的に治療院で行う施術は「マイナスを0まで戻す」という点に優れます。
ですが、その先の「戻らない様に維持する」「更に健康をプラスにする」のは「院外での日常生活」が全てです。施術家が介入できない部分となります。
我々自身が日常の中で「自分にできる事」を見つけて取り組んでいく。これに勝る治療は存在しません。
自分で判断し、行動し、日常を通して身体を整えていく。
これが患者の理想形であり
同時に
誰もが辿り着ける場所です
是非、皆さんも辿り着いて下さい。それだけで人生はとても彩豊かなものになります。本当に。
【5】健康に素人も専門家もない
主役はあなたである
最後まで自分の身体と仲良く過ごす。それは「QOL」を高く維持する事であり「健康寿命」を長く維持する事を意味します。
これは「専門家」が必ずしも必要ではありません。あなた1人で十分に成り立ちます。これは本当です。
- 「自分は素人だから」
- 「専門家に任せないと」
この考え方は「QOL」を「他人任せ」にしてしまいます。専門家は依存するのではなくパートナーとして活用しましょう。
健康の主役は常に自分
自分で自分の健康の舵を取る。わからない事があれば専門家に聞く。自分に欠けているものを補う役割として手技療法家を活用してください。
その先に最高の人生が待っています。
健康へのドアは常にあなたの前にあり、そのドアノブを握っているのは「あなた自身」だと知ってください。
【患者の心得編:完】


