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臨床からみる脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症と診断をされたら

脊柱管狭窄症と診断をされた場合、まず患者様が知るべきことは1つだけです。

脊柱を狭窄しているのは何か?

これを担当医の方からしっかり聞いて下さい。

脊柱を狭くする原因は色々あるからです。

脊柱管を狭くする要因について

脊柱管を狭くする理由には以下のものがあります。

  • 脊柱の歪み:姿勢の歪み
  • 椎間板ヘルニア
  • 椎骨の圧迫骨折
  • 腰椎すべり症
  • 骨の変形:骨新生、骨棘、骨化

これらはいずれも脊柱管狭窄を作り出しますが、対するアプローチ方法はそれぞれ全く異なります。

ですので、適切な治療法、施術法を絞り込む為にも「脊柱管を狭めている原因」というのは必須項目なのです。

多くは重心整えると改善する。

脊柱管狭窄症は間欠跛行などの強烈な症状が襲ってきますが、改善が困難であるケースは稀です。実際に保存療法で70%は改善するという話も医学の世界では出ています。

ただ「完治する」という点については個人差がある為に何とも言えません。

脊柱管狭窄症は手術をしても再発率が50%とされるほどに「戻ってきやすい疾患」なのです。

ですが、重心位置をしっかりと整えてあげる事でより長期間の症状改善を見込むことはできると考えています。実際当院は重心位置の調整で対応しています。

手術はいつでもできる。でも手術の後では手技は難しい

>>脊柱管狭窄症の治療

脊柱管狭窄症の治療は内視鏡技術の発展にともなってどんどん気軽なものになってきています。

今では2~3日の入院で帰れる内視鏡手術が可能性病院も増え、手術を先に選択する患者様も多いです。

ですが、当院としては「手術は最後」にすべきだと説明をしています。

手術は即効性が期待でき「とにかく早く楽になりたい」という場合にはとても有効です。

ですが、その再発率の高さと併発する他のリスクを考えると真っ先に取るべきとは思えません。

手技療法にとってメスを入れたか入れていないかは大きいです。メスを入れると傷口の大小問わず「癒着」が起こり底を中心に身体のバランスは崩れます。

新たな張力が生まれてしまい、身体を調整するのがとても困難になるのです。

ですので、可能であれば先に手技を試してそれで駄目なら手術を選択するという流れが身体には最も優しく確実かと思います。

自分にできる事は沢山ある。それだけは忘れないで。

脊柱管狭窄症を調べていると「これはもうどうしようも無いな」と思ってしまう事があると思います。

何せ起こっているのは「脊柱管の中」という外からでは確認しようがない場所だからです。

ですが、外から脊柱管に働きかける方法なんて幾らでもあります。

つまりは私達が自分で取り組める脊柱管狭窄対策は色々あるという事です。

効果の高さより、継続性を大切にしよう

脊柱管狭窄症に限らず、椎間板ヘルニアや腰椎すべり症でも同様なのですが「これをすれば明日には治る」という類のものはまずありません。

「小さな変化の積み重ね」で徐々に身体は変わっていくのです。

ですので、脊柱管狭窄症を自分で何とかしたいと考えた場合は最低でも「1か月」は継続できる「変化」を取り入れてください。

取り入れる変化は何でも構わない。

脊柱管狭窄症対策で取り入れる変化は何でも構いません。

  • できる範囲でストレッチ
  • できる範囲で散歩
  • できる範囲で体操

問題は内容よりも「続ける事」です。1か月間続けてみてください。

それで身体に変化が起こらない場合、そこには「変化しない理由」が何か隠れています。

  • 「頑張った自分にご褒美をあげていた」
  • 「運動しているから大丈夫だろうと高カロリー食を食べていた」
  • 「休みの日くらいはと寝て食べてだった」

身体は必ず変化には変化で応えてくれます。身体との会話ができるように頑張って生きましょう。

それが脊柱管狭窄症を克服する最も安全で確実な方法だと思います。

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